Byteball 寄付ボットがリリース。ボットから簡単に寄付が送れるようになりました。
Byteballコミュニティで開発周りの調査をされている@Yamaoka_btcさんが、おそらく日本人初のByteballウォレット上のボットをリリースされましたので紹介したいと思います。
Byteballのドネーション(寄付)チャットボットを作りました。
— Yamaoka (@Yamaoka_btc) 2018年1月13日
下のペアリングコードかQRコードを使って接続してください。
AluGB23xT2wR9eZt6hwei+frNOTYg4ZTp5D+aYMmzYFk@byteball.org/bb#donate pic.twitter.com/g81zhN5nSA
内容としては、特定の相手に対して簡単にbyteで寄付を送れるbotです。実際に使ってみたところ、本当に簡単に寄付を送れたのでぜひ1度使ってみてください。
寄付ボットの使い方
1. botとペアリングする
使用する前にペアリングコードかQRコードで寄付ボットとペアリングする必要があります。下記記事を参考にペアリングを行ってください。
ペアリングコードは下記になります。
AluGB23xT2wR9eZt6hwei+frNOTYg4ZTp5D+aYMmzYFk@byteball.org/bb#donate
ペアリング後はDonationBotが追加されます。
2. 言語選択
1度目の対話時以外は"Hi"か"help"とコマンドすることでやりとりが開始します。
3. 寄付先の選択
現状、寄付先は3つとなっていてこれらの中から選択します。
例えば、 yamaoka 詳細をクリックすると、寄付先の詳細が表示されます。
4. 寄付をする
[寄付]を選択すると下記返信があるので、寄付額を選択する。
5. 寄付内容の確認
寄付内容の確認があるので、問題なければ Payment request 1000bytesを選択。
6. Byteballの送信
送信画面に自動で遷移するため、問題なければSENDをクリック
7. 寄付完了
チャット画面に下記が表示されます。
HISTORYにも送信結果が反映されている
まとめ
日本人作としては初の寄付ボットを使ってみました。特にコマンド等いらずにサクサク操作できるのでとても簡単に使用することができました。
Byteballの寄付ですが、現状だと対象のアドレスをコピーしてウォレットに貼り付けて金額を決めて送信という少し面倒な作業が必要で、10円とか100円単位の小さい寄付のために行うにはハードルがあるかと思います。よってこの寄付ボットを応用して、
1. 寄付したい人が寄付先Twitterのプロフィール上とかのリンクをクリックすると、自分の寄付ボットと自動でペアリングしてチャット画面に遷移
2. 寄付金額の選択画面が表示されていて、それを選択するだけで寄付できる
ぐらいに簡単だとByteballでの少額の寄付がさらに増えるのではないかと思いました。
課題としては寄付先が本当にBot上の表示通りの先なのかは、開発者をトラスト(信頼)するか、送信時のアドレスを確認する必要があるという点でしょうか。これがトラストレスかつ、わざわざ送信先のアドレスが寄付したい人のアドレスかを自分で確認する必要がない仕様になればさらにいいボットになるのではないでしょうか。