Byteball ウォレット2.2リリース。メールアドレス宛に直接Byteball bytesを送ることが可能に。
Byteball ウォレットのVer2.2がリリースされました。
今回のメインのアップデートは2017年12月にリリースされた textcoin機能を強化したたもので、Byteballアドレスとメールアドレスを結びつけることでメールアドレス宛てに直接byteを送ることができるようになりました。textcoinについては下記記事で詳しく紹介しています。
ウォレットver2.2のダウンロードはこちら。
新リリースに関する公式の記事はこちら。
gmail宛にbyteを送金可能に
メールアドレスの認証を行えば、例えば下記のようにgmailのアドレス宛にbyteを送ることができるようになります。
それではメールアドレスの認証方法について説明をしていきたいと思います。
メールアドレスの認証方法
1. Email attestation botを追加
2. 認証するByteballアドレスを送信する
ここで注意することは認証するアドレスはシングルアドレスであることです。シングルアドレスについてはこちらで説明しています。
3. 認証するメールアドレスを送信する
このときprivateかpublicにするかを聞かれます。これはメールアドレスをDAGに格納するのにprivateだとメールアドレスのハッシュ値が格納され、他者からは分からないようになります。publicの場合はメールアドレスそのものがDAG格納されるため、他者に公開されます。
4. private・publicを選択
認証したいメールアドレスが公開されたくない場合は、privateを選択してください。
5. 認証のためのbytesを送信
Payment request: 0.0005GB をクリックして、認証のためのbytesを送信します。
6. confirmされるまで5~15分ほど待機
0.0005GB送信したトランザクションがconfirmされると、認証したいメールアドレスに送られてきたverification codeをコピーして、botに送信します。
7.メールアドレスの認証が完了
認証が完了しByteballアドレスとメールアドレスがリンクされました。
explorerを確認すると、確かにDAGにメールアドレスが格納されているのが分かります。
前述した通り、認証時にprivateを選択すると、DAGにはメールアドレスのハッシュ値が格納されるため他者に公開されません。
認証時にprivateを選択するとメールアドレスは自分のウォレット内に保存することができます。
保存後は、チャットで認証されたメールアドレスとして相手に送信することができるようになります。
以上、メールアドレスの認証方法について説明しました。メールアドレスはいくつでも認証することが可能ですのでぜひ試してみてください。
このアップデートと同時に新たなディストリビューションも発表されました。@harvard.eduまたは@eesti.eeのドメインでメールアドレス認証を行なった場合、$10相当のbyteが配布される、また上記ドメインユーザに対してbyteを送付し、それを利用してメールアドレス認証がされた場合も$10相当のbyteが配布されるというものです。これらはあくまで一例で徐々に配布対象のドメインが追加されていくでしょう。