Byteballの未来

DAGベースの暗号通貨 Byteballの情報を発信

ByteballウォレットのボットからKYCが可能に。同時に$20相当のbytesがもらえる紹介プログラムも。

ディストリビューションプラン発表

Byteballはこれまで、エアドロップやキャッシュバックプログラムでByteballのネイティブ通貨であるbytesをユーザに配布して、目的であるByteballネットワークの拡大を進めて来ました。2018年1月、公式コミュニティからByteballの新しいディストリビューション(配布)であるリファラル(紹介)プログラムが発表されました。内容を簡単に説明すると、

  • Byteballウォレットを通じて本人確認(KYC)を完了すれば、$12相当のbytes
  • 紹介者には$20相当のbytes

がByteballの資金プールから配布されます。

紹介すると$◯分をプレゼントといったサービスをグロースさせるための取り組みはよくありますが、暗号通貨の世界ではウォレットアドレスと個人と結びつけることができなかったため、紹介での配布を行うことは難しい状況でした。

そこでByteballはオンラインでの個人認証サービスを提供しているJumioと提携することで、Byteballウォレットで本人確認(KYC)が可能となり、紹介プログラムが可能となりました。


本人確認(KYC)をする目的

Byteball上には様々なアプリケーションがあり、またICOのプラットフォームになるべく準備が進んでいます。そこでByteballウォレット上からJumioのサービスを通して本人確認をすることでそれ以降、本人認証が必要なByteballアプリケーション使用時や、Byteball上でのICO参加時に実際の個人情報を入力せずに本人確認ができるようになるようです。これは本人認証済であるという証明書がDAG上に保存されるためで、サービス側がそこにアクセスする仕組みになるのではと思います。個人情報自体は個人のウォレット内に保存されるため、公開されるわけではありません(公開設定にもできるようです)。


Byteballウォレットで本人確認に必要なもの

準備するものは以下3つになります。

  • シングルアドレスのByteball ウォレットアドレス
  • $8相当のbytes(現レートで0.01GB程度)
  • IDカード(パスポート等)
  • インカメラつきPC(スマホでの認証は未確認)

シングルアドレスとは何?という方は下記の記事を参考にしてください。

 

では実際にByteballウォレットでの本人確認の流れについて説明していきます。
タイムアウトなどあり、余裕を持って10分から15分程度時間が確保できる時に行ってください。

本人確認の方法

Botの追加

CHAT>Bot Storeと選択し、Real name attestation botを選択
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ADD BOTを選択
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下記のようなメッセージが返ってきます。
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個人情報と結びつけるウォレットアドレスの選択

ウォレット左下の「•••」をクリック、Insert my address(ウォレット名)を選択
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個人情報を非公開、公開にするか選択

自分はprivateを選択しました。
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個人認証のための支払い

$8相当のbytes(自動で計算)を支払います。ここで注意するのは、$8相当のbytes数をこの時点の相場から計算しているため、時間が経ち相場が変動すると支払い時に$8に満たず、再度支払うことになりますので、時間をあけずに手順通りに進んでください。
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支払い

Payment request 〇〇 GBをクリックすると、下記支払い画面に遷移するためSENDを選択します。
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本人確認への

このリンクは発行後30分でタイムアウトになってしまい、再度支払いが必要になってしまうので注意が必要です。
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ID認証開始

ブラウザが開き、Jumioのページに飛ぶのでStart ID verificationをクリック
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国、IDタイプの選択

IDの発行国、IDのタイプを選択。自分はPassportを選択f:id:taigok:20180121204747j:plain

選択後、パスポートの顔写真ページと顔の写真をPCのインカメラで撮影し、認証をします。自分の場合、1度失敗し下記画面が出てきたため再度撮影をしました。

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認証成功

下記のような画面になれば、個人認証成功です。f:id:taigok:20180121210459p:plain

 

DAGエクスプローラへのリンク、プロフィール情報

Jumioによって認証された個人情報の証明書がDAGに格納され、リンクをクリックすることでエクスプローラから確認できます。
また、個人情報はウォレット内に保存され、[Profile of "Name"]をクリックすると確認することができます。
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DAGエクスプローラには、ウォレットアドレスとプロフィールのハッシュが確認できます。
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ウォレット内に個人情報が保存

[Profile of "Name"]をクリックすると、ウォレットに保存する個人情報が確認でき、STOREをクリックすると保存されます。
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$20分のbytes受取

認証に成功し、ディストリビューションとして$20分のbytesを受け取ります。
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米国市民かどうかの確認

ここで米国市民かどうかの確認があります。というのも、ICOで米国市民を受け付けていないことが多いためです。日本国民であればYes, attest that I'm a non-US citizenをクリックしましょう。

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以上で本人確認(KYC)が終了です。

 

紹介者として$20を受け取るには

まだ未確認ですが、公式では下記のように言及しています。

Real name attestation botが支払いを受け取ると、5段階まで受け取った金額の履歴を追います。 証明されたウォレットアドレスを持つ人が見つかった場合は、紹介報酬を受け取ったのはその紹介者です。 2つ以上の候補がある場合は、より新しい方を選択します。

When the attestation bot receives payment, it will follow the history of the money it received up to 5 steps back. If it finds anybody with attested address, it is the referrer who receives the referral reward. If there are 2 or more candidate referrers, it selects the one who was later in history.

興味はあるけれどまだByteballを持っておらず、本人確認をやってみたいという方はTwitterのDMでシングルアドレスを送っていただければ、$8相当のbytesをプレゼントする"かも"しれません。