Byteballの未来

DAGベースの暗号通貨 Byteballの情報を発信

Byteballの長期的に見た適正価格に関して。

f:id:taigok:20171103152151p:plain

今回はByteballの適正価格は長期的にみていくらになるのかについて考察します。

Byteball価格の決定要因

下記記事で考察しましたが、現在のByteballはまだ実利用があまりないため大勢の投資家たちの未来予測の総和が価格に反映しており、ボラティリティ(価格の上下)が高い状況です。

しかし最終的にはボラティリティが低くなり価格が収束していくはずで、Byteballを利用することが広まったという前提で、その収束先となる適正価格はどう決まっていくかについて考察してみたいと思います。

Byteballの思想

Byteballは実際に使われる通貨を目指して開発が進められています。そのため価格の乱高下は実利用を目指した通貨にとってはネガティブな要素になります。

よって、この思想を実現するためには安定した価格を実現する必要があり、そのための仕組みがByteballにはデザインされていると思います。

 

トランザクション手数料

Byteballには、1バイトのデータ格納に1byte必要という仕組みがあります。現状1byte=約0.0001円で、1バイトのデータ格納に0.0001円程かかるということになります。1トランザクションは700bytes程度なので、現レートで0.07円ほどになります。

つまりByteballを他人に送信するときに現在は1回0.07円かかるということです。これを高いと見るか、安いと見るかは人それぞれですが、私はこの手数料価格がByteballの長期的に見た適正価格を決定するファンダメンタルズになると考えます。

Byteballが広まった世界

Byteballでの決済が広まった時に、そのトランザクション手数料が高いのか安いのかは、Byteballを使用するかどうかの大きな要因になります。

仮にByteball価格が現在の100,000倍になると、1トランザクションに手数料として約7000円程度かかります。こうなると別の通貨やサービスを使用した方がいいというようになり、Byteballの需要が減り価格が低下します。よって、最終的には妥当なトランザクション手数料になるようにByteballの価格が安定していくと考えます。

まとめ

Byteball適正価格に関して考察をしてみました。Byteballは実利用を目指した通貨であり、使用時のトランザクション手数料はByteballを利用をするかどうかの大事な要素になります。

手数料が高いのであれば、Byteballの需要が減り価格が下がり、手数料が安いのであれば需要が増え価格が上がるため、最終的に妥当な手数料になるよう価格が収束していきます。これは1バイトのデータ格納に1byte必要というデザインが長期的には価格のボラティリティを下げ、実利用を促進していくということになると思います。

私はByteballは投資家達の未来予測に基づき数十倍まで時価総額をあげて、1トランザクションが数円程度の価格で安定すると考えています。